遺伝子とは何か?

私たち人間は約60兆もの細胞の集合体でできていますが、その細胞のひとつひとつに約30億の遺伝子(DNA)があります。
遺伝子とは、一言で言うならば、緻密にプログラムされた人間の設計図のようなものです。
こ の設計図は、塩基と呼ばれる「A(アデニン)・T(チミン)・G(グアニン)・C(シトン)」で書かれています。遺伝学は、メンデル1866年の遺伝法則 について言及しましたが、1900年以降に遺伝子の研究が進み、未知の魅力とパワーなど学問的に解明されつつ現在に至っております。
遺伝子の本体はDNA「DeoxyriboNucleicAcid」デオキシリボ核酸であることが、実験により明らかにされました。
例えば、母親の胎内に生命の種(受精卵)が宿ってから、生まれ、老い、死ぬまでの一生の情報が設計図に書かれており、どんな細胞、臓器、組織をつくるかも決まっていることなのです。
もちろん、子孫を残すという大きな役割も担っています。

核酸とは何か?

ルセヤEX
人 間が生きていくうえで必要不可欠な栄養素と言えば、炭水化物・タンパ質・脂肪・ビタミン・ミネラル・食物繊維の六大必須栄養素。しかし、遺伝子レベルでの 予防をより積極的に心がけていこうとするならば、もう1つ、大事な栄養素があります。それが、第七の必須栄養素と呼ばれる「核酸」です。
「核酸」 は、細胞の核内に存在するDNA(デオキシリボ核酸)と、細胞核の内と外にあるRNA(リボ核酸)の2種類から成る物質で、酸性を示すことからこの名がつ けられています。それはまた、遺伝子の本体にほかなりません。核酸だけを摂っていれば健康を維持できるというものではありません。人間に必要な栄養素をす べてバランスよく摂ることが大切です。
「核酸」は栄養素ですから、毎日摂る必要があります。
「核酸」は多くの食品に含まれていますが、食べた「核酸」は消化・吸収され、きわめて重要な働きをします。